遥音亭主人
残しておきたい本やメディアについてのささやき
2018年5月24日木曜日
『日本残酷物語』平凡社
これも「講座本」で全5巻と別巻2冊。1960年ごろで、映画の題名より先。
近代合理主義によって失われたものがテーマである。近年に再刊された。
近世史を考えるために10年ほど前に入手。
宮本常一『忘れられた日本人』のなかの「土佐源氏」も再録されていたと思う。そのほか。
分担執筆なので良質でないものは一部は飛ばし読みになるが。
夫婦で一生懸命働いて田畑を購入して増やすことが生き甲斐だった老婆に、戦後の農地解放は理不尽なものであったという話。戦後の農地改革は功罪半々とみるべき。
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