2017年12月16日土曜日

『白鳥伝説』谷川健一

『白鳥伝説』谷川健一(集英社)は、1985年の年末発行の大冊。
神武天皇以前の伝説、物部氏の伝説を追って、東国から東北地方へと旅するわけだが、なぜか訪れる土地の多くは、白鳥伝説の地でもあったようで、その先は蝦夷やアイヌの文化と習合したような形になっている遥かな世界のように見えた。
アイヌのイナウは日本の御幣とほとんど同じ物。

だいぶ後に、「ちかと」「ちかつ」「ちかた」という神が、どうやら白鳥飛来地の神のようだと気づいたのだが、白鳥伝説とリンクするかもしれないのでこの本を再読してみたいと思いつつ、10年以上が経過してしまった。