日本のパソコンPC-9801用のテキストエディタ「VZエディタ」(ビレッジ・センター)は、1989年5月の発売で、1990年初頭に購入してのち、マニュアルを何度も読んだものだった。パソコン関連の本では、最も熟読した本である。
VZエディタはマクロ機能が充実していたので、自作マクロも作った。
広辞苑のCD-ROMのデータを分割コピーしたものから、文字コードを変換してテキストファイル化するマクロ。マクロでの変換は長大な時間を要した。できたテキストファイルは30メガバイトという巨大さ。
その後パソコンのメモリが増え、広辞苑を1ファイルとしてエディタでオープンし、検索機能を使用して、広辞苑の先頭から末尾まで一気に検索できるようになり、現在もこのやりかたである。検索で見つけた項目を読みながら、隣りの項目にも目が行くのだが、これは紙の辞書と同じ使い方。
最近作ったマクロは、次のページの最後のほうにある。
http://nire.main.jp/rouman/dic/norito.htm
現在も、VZエディタをWindowsのMS-DOSモード(コマンドプロンプト)で使用している人は、少なくないそうだ。
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